Story

むかしむかし、御殿場の路地裏に夫婦が営む喫茶店がありました。 名前は「バロン」。
今でいう昭和レトロなそのお店は、夜はお酒も飲めるスナックとして 長い間、お客さんに愛されてきました。
バロンの息子として成長した「珈琲焙煎処earth drop」店主。
しかし、店主が中学生に上がるころ、バロンは14年というその歳月に幕を閉じることになります。
バロンのママが難病を患ってしまったのです。
入退院を繰り返す母、それを支える父、店主が大好きだったお客さんの穏やかな笑顔、 かぐわしいコーヒーの香りが漂うお店は、今はもうありません。
幼少期からデザイナーになるという夢を抱いていた店主は、 両親が元気に続けたかった喫茶「バロン」への想いを自分の夢としても描くようになりました。
そんな想いを抱いてから数十年、「自然の恵みをおいしさに変えて提供する」という コンセプトのもと、此処 静岡県富士宮市に「珈琲焙煎処earth drop」が産声をあげました。

ABOUT US

地球の、大地からの恩恵を受け、すくすくと成長したコーヒーノキ（種子）。
その自然の恵から抽出された一杯を多くの方に楽しんでいただきたいという思いから名づけました。
またパッケージにはドロップ（水滴）から水にちなんだ生き物たちが登場します。
今度どんな生き物が出てくるかご想像いただきながら、ゆったりとコーヒータイムをお過ごしいただけたら幸いです。

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